美容室でよくあるクレームは「髪型が気に入らない」と「カラー剤が服についたから弁償しろ」です。「髪型が気に入らない」というクレームは代表的で、カットした髪のボリュームやカラーの仕上がり、パーマのかかり方などカット後によく起こります。特に「イメージ通りの仕上がりにならなかった」というクレームも多く、これは美容師側と客側のイメージが不一致したからです。
「カラー剤が服についたから弁償しろ」はカットした側の不手際であるため、数多いクレームのなかでも一番、道理にかなっています。他にも「抜け毛を増やすな」というクレームがあり、これは服や肌に付いたカットした際の髪を抜け毛だと勘違いし、逆上のあまり、文句をつけるというケースです。
どのようなクレームであっても、起こったら対応しなくてはなりません。 「髪型が気に入らない」といったクレームには、ひたすら謝るしかないです。それでも引き下がらない場合は、返金するしかありません。クレームのなかには金銭のやり取りを目的としている場合もあるため、返金を伝えれば大抵の場合、引き下がります。ただしカラー剤が服についた場合は完全に非があるので、誠意を込めて対応していくしかないです。